はじめに言っておくで。
小学校における主要4教科には
それぞれ“ゴール”が設定されてるねん。
《その教科を通して
どんな力をつけたいか》
このゴールを知らん人が山ほどおる。
教職員すらなんとなく教えてる
なんてこともザラやわ。
せやから、子どもが
「算数が苦手やわ…」
「国語の文章題が全然できん…」
「理科や社会って何のためにあるん?」
こんなことを言い始めると
どう答えたらええかわからず
漠然とした不安を抱えてしまう。
こうした保護者さんは
ほんまに多いねん。
でもな、安心しい。
小学校の特に低学年の学習で
大事なんはテストの点数や
スピードではないんよ。
ほんまに育てたいものは
もっと根っこにある。
実はそれぞれの教科には
大きく分けて2つの役割があるねん。
順を追って説明していくから
焦らずじっくり読んでな。
算数と理科は【探求力】
算数と理科の共通点は
「起こった事象から
“なぜ?”を解明する力」
つまり答えを探し求める力や。
〈事例①〉算数の文章題が苦手
文章題でつまずく子に多いのは
計算力がないのではない。
「なぜこの式になるのか」を
考えた経験が少ないことやわ。
例えば…
りんごが3個あります。
2個もらいました。
全部でいくつ?
これはシンプルな足し算やけど
子どもにとっては「増えたから足す」
という“理由”が必要なんよ。
算数は数字を道具として扱う教科。
つまり、起きたことを整理して
理由を探す教科やねん。
事例②理科の実験が好き
理科でよくある場面。
「氷はどうして溶けるん?」
「水はどうして蒸発するん?」
「蒸発した水はどこにいったん?」
ここで大事なのは暗記ちゃう。
“なぜそうなるのか?”を
追いかける姿勢やで。
理科はまさに
【探求力】そのものといえる。
つまり、算数と理科は
答えを出す教科ではなく
理由を解明する教科ということやな。
この力が育つと
子どもが成長するにつれて
・問題解決力
・論理的思考
・考える習慣
につながっていくねんで。
ちなみに、算数における
数的概念の形成は
理科の学習にも必要不可欠やわ。
以下の記事を参考にしてみて。
↓ ↓ ↓
国語と社会は【創造力】
一方、国語と社会の共通点は
「現存する資料を元に
思考を広げる力」
つまり【創造力】やな。
事例③:国語の読解が苦手
読解問題が苦手な子に多いのは
語彙力よりも“想像する経験”が
圧倒的に少ないことやわ。
登場人物が悲しんでいる場面で
「なぜ悲しいんやろ?」
「自分ならどう感じるかな?」
「自分の体験で似たことはある?」
こうやって文字の先にある
感情を拾い上げる力が必要やわ。
国語は文字を読む教科やない。
「見えない世界を想像して
組み立てる教科」なんやで。
事例④:社会は非暗記科目
社会も国語と同じやねん。
歴史の年号を覚えることが目的やない。
例えば…
「この時代に戦争が起きたのなんで?」
「どうやって暮らしてったんやろう?」
「日本とアメリカは仲良しなん?」
こうした湧いてきた疑問を
資料を元に想像してみて
その資料が持つ“意味”を
広げて考えるねん。
つまり、社会は
創造力を育てる教科なんよ。
こそっと教えると、
国語が苦手な子どもは、
社会科に力を入れると伸びるで。
また、国語力を本気で高めたい
そう思うのであれば
以下の記事を参考にしてみてほしい。
きっと得られるモンがあるはずやで。
↓ ↓ ↓
まとめ
教科はバラバラに見えるけど
大きくくくると育ててる力は2つ。
算数・理科 →【探求力』
=なぜ?を突き詰める力
国語・社会 →【創造力】
=意味を広げて考える力
低学年は特に、
この力の素地を育てる
最も大切な時期やで。
保護者さんが不安になるのは
無理もないんよ。
懇談会で成績表見てびっくりする
なんてザラやからな。
でも低学年はまだ土台の時期や。
「点数」や「成績」に一喜一憂する
そんな時期ではないんよ。
探求力と創造力が育っていれば
算数も国語も、あとから必ず伸びる。
逆にここを飛ばして
ドリルだけ増やすと苦しくなるで。
“勉強嫌い”を生み出すだけやわ。
最後に、今日からできる
日常的な親の声かけを伝えるわ。
ほんまに子どものことを思うなら
今すぐにでも使ってほしい。
・なんでそう思った?
・どうしてこうなるんやろ?
・もし自分やったらどうする?
・この先どうなると思う?
この問いかけが
探求力と創造力を育てるねん。
学習の不安は
「できる・できない」やなくて
「育っている力」に目を向けると
スッと消えていくで。
教科の正体は、探求と創造。
その土台は家庭で創られるんよ。
最後まで読んでくれて
ありがとう。


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