どうも、むうです!
いつも僕の投稿をご覧いただきありがとうございます!
むうの実践録として、記念すべき第一弾のテーマは、「学級・学校の荒れ」です。
小学校教員としておよそ20年働いた僕にとって、特に感じたのが学級経営の問題です。
学級の状態は子どもたちに大きな影響を与えます。
そして、その原因は子どもだけにあるとは言い難いです。
学校や教師側の環境づくりに原因があることの方が多いです。
ということで、今回は『学級の荒れ』を未然に防止するために、僕が大切にしてきた5つの取り組みを紹介します。
① ゴミをほったらかさない

学校は築年数も古く、たくさんの子どもたちが過ごすため、決してキレイとは言い難いです。
上靴のゴムが擦れた後などの長年のよごれは仕方ありません。
しかし、紙くず等は自分たちで片づけられるはずです。
僕は毎朝、早めに出勤して教室の掃除を日課としていました。
家庭事情等で早く出勤ができない時は、子どもたちが登校してきた教室内のゴミを拾っていました。
トイレの前を通るときは、必ずスリッパを確認し、必要であれば揃えていました。
先生が掃除していたりゴミを拾っていたりする姿を見せることで、子どもたちも自然と協力してくれるようになっていきます。
また、教室だけでなく、学校そのものを大切にしようとする心が育まれていきます。
これは1人の先生だけでは効果が非常に薄くなってしまいます。
すべての先生がこれを意識できると、子どもたちの様子が驚くほど変わります。
② 何でも先生がやらない

担任の先生の仕事は実に多様です。
宿題のチェックや連絡帳のチェック、丸付けや配付物の配布物の配布、そのすき間にケンカの仲裁が入ったり生徒指導案件が発生したり…。
これらすべてを一人でこなすのは非常に大変です。
だからこそ、“手放す”ことが大事になってきます。
先生の仕事をなんでもかんでも押し付けてしまうのではありません。
子どもたちが自分の意思で、より良い学級となるよう活動に参加しようとする。
これが大切なんです。
それに子どもたちはお手伝いが大好きです。
「先生、これ配ろか?」
「丸付け手伝っていい?」
「黒板消しといたで!」
子どもたちのこうした言葉を聞いたことがあるはず。
こうした何気ない日常のお手伝いから、係活動が生まれてきます。
こうした「自分たちで学級をつくる経験」が、自治の力を養っていきます。
③ 机の上に物を放置しない

僕も3年目くらいまでは教室の先生机の上はぐっちゃぐちゃでした。
丸つけ途中のドリルやプリント、子どもたちに配付する配布物に次の授業で使う道具など、所狭しと置かれていました。
先生の机がこのように乱れていたら、それが当たり前の環境になってしまいます。
だから僕は、購入したテストの空き箱などを利用し、そのモノの“住所”を決めました。
僕が勤めていた学校は、教室の一番奥に二段の鉄製ラックがあったので、養生テープにモノの名前を書いて貼り付けました。
そうすることで、子どもたちからも「何が」「どこに」入っているのかがわかるので、朝学習の時はこの箱を黒板前の机に持っていくなど、子どもたちの活動を活発にさせる効果も見られました。
つまり、整理整頓を子どもたちに求めるなら、まずは先生が手本を示すことです。
④ 話を聞くときの姿勢を大切にする

学級開きで伝えて終わり。
もしくは、伝えすらしない。
そんな先生も少なからずいらっしゃるのではないかと思います。
しかし、現代の子どもたちの実態を考えると、「聞き方」指導も必要だと思います。
そのため、聞くときの姿勢や聞き方を具体的に示しました。
僕が過去に勤めていた学校では、「聞き方あいうえお」のような掲示物を作っていましたが、その学校以外は見たことがありません。
「聞き方」の掲示物がある学校もあると思いますが、掲示すればよいというわけではありません。
やはり、学級開きだけでなく、毎週初めの朝の時間に確認するなどして、子どもたちに定着させることが非常に重要です。
僕が担任した学級の中には、“学習係”として朝の時間に学習において大切なこと(聞き方や話し方、ノートの使い方)などの確認をしてくれていました。
子どもに求めるなら、パッと見て何をすればいいのか、わかりやすく伝えることが大切です。
学級には、視覚優位なお子さまもいれば、聴覚優位なお子さまもいます。
だからこそ、視覚・聴覚の両面から刺激することです。
⑤ 子どもと毎日話す

これが教師の腕の見せどころです。
僕は1日5人、必ず1対1で話すと決めていました。
学級開きしてからすぐは、出席番号順で声をかけて子どもと話し、話したことをメモしていました。
二週目以降は、子どもの様子を見ながら組み合わせを変えたりして、2週間に一度・3週間に1度といったように頻度を落としていきました。
毎日何気なく話していると、子どもの性質もあるのでどうしても会話量に偏りが出てきます。
よく話しかけてくる子とは何度も話す一方で、普段あまり話さない子とは、意識しないと会話する機会が少なくなります。
そこに、学級が崩れてしまったり、子どもや保護者が不安になると僕は思っています。
だからこそ、普段あまり話さない子とも話す機会をつくり、子どもたち一人ひとりのその時の様子を書き記す機会を設けました。
これは保護者対応や学級網会などを未然に防ぐだけでなく、懇談会での話のネタにもなりました。
そして何より大きかったのが、僕が話すときは子どもたちがしっかり目を見てくれるようになったことです。
「あ、僕(私)に話しかけてくれてるんやろうな」といった表情をしてくれることがありました。
コツコツ積み上げた日々の会話が、子どもたちの信頼につながっていたんじゃないかなと思います。
もちろん、全員と完全に均等に話すのは不可能といってもいいです。
よく話す子もいれば、そうでない子も必ずいますし、そもそも話したくない子もいます。
それでも、教師側が意識することはできます。
よりよい学級を築くために

上記の5つは、僕が学級経営の柱として、自分の中で決めていました。
すべて特別なことばかりではありません。
明日からすぐに始められることばかりです。
こうした小さなことを、毎日毎日コツコツ積み重ねていくことが、よりよい学級をつくっていく唯一の方法だと僕は考えています。
派手なことはいりません。
手間暇かける必要もありません。
あなたができることを地道に積み上げていきましょう。
もし、あなたが
「こんな取り組みしてます!」
「こんなことを意識してます!」
「こんな方法を試しました!」
そんな実践があれば、ぜひ教えてください。
子育てや教育は総力戦です。
子どもの成長に関わる大人たちが、一つの輪となって子どもたちを見守りながら、子どもたちのさらなる成長を支えられるように。
そんな環境を僕は作っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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